こどもの国(神奈川県)完全ガイド|広大な敷地で1日遊べる横浜の人気スポット
神奈川県横浜市青葉区に位置する「こどもの国」は、都心からわずか30キロという好立地にありながら、約100万平方メートルの広大な敷地を有する総合的な児童厚生施設です。上皇・上皇后両陛下のご結婚を記念して1965年に開園したこの施設は、自然豊かな環境の中で子どもたちが思いっきり遊べる関東屈指の観光スポットとして、週末には多くの家族連れで賑わいます。
こどもの国の歴史と成り立ち
こどもの国は、1959年の上皇・上皇后両陛下(当時は皇太子・同妃両殿下)のご結婚に際し、全国から寄せられたお祝い金の使途について「子どものために使ってほしい」という両陛下のご希望から誕生しました。国民からの温かい祝福の気持ちが形となり、子どもたちのあそび場として1965年5月5日のこどもの日に開園しました。
施設は神奈川県横浜市青葉区奈良町と東京都町田市三輪町にまたがって所在し、社会福祉法人こどもの国協会が運営しています。開園から60年近くが経過した現在も、「子どもが今やりたいことをして遊ぶ場所」というコンセプトのもと、時代に合わせた施設の充実を図りながら、多くの子どもたちに愛され続けています。
基本情報:営業時間・定休日・料金
こどもの国の住所
〒227-0036 神奈川県横浜市青葉区奈良町700
営業時間
- 通常期(9月~6月):9:30~16:30(最終入園15:30)
- 夏季(7月・8月):9:30~17:00(最終入園16:00)
定休日
- 毎週水曜日(祝日の場合は開園し、翌木曜日が休園となる場合があります)
- 12月31日、1月1日
- その他、臨時休園日がある場合がありますので、公式サイトでご確認ください
料金(入園料)
- おとな・高校生:600円
- 中学生・小学生:200円
- 幼児(3歳以上):100円
- 0~2歳:無料
※各種遊具やアトラクションは別途料金が必要な場合があります。
※団体割引や年間パスポートなどもありますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
アクセス方法:電車・車での行き方
電車でのアクセス
こどもの国へは専用の鉄道路線があり、アクセスが非常に便利です。
こどもの国線を利用する場合
- JR横浜線・東急田園都市線「長津田駅」でこどもの国線に乗り換え
- こどもの国線「こどもの国駅」下車、徒歩約3分
- 長津田駅からこどもの国駅までは約7分
小田急線からバスを利用する場合
- 小田急線「鶴川駅」より小田急バス「奈良北団地」行(鶴07系統)で約15分
- 「こどもの国」バス停下車
車でのアクセス
- 東名高速道路「横浜青葉IC」より約8km(約15分)
- 東名高速道路「横浜町田IC」より約8km(約15分)
駐車場情報
- 正面駐車場:約900台収容
- 牧場口駐車場:約750台収容
- 駐車料金:普通車1,000円/日
週末や祝日、夏休み期間などは駐車場が混雑しますので、開園時間直後の早めの到着をおすすめします。混雑する時間の目安としては、10時~14時頃が最も混み合います。
広大な敷地に広がる多彩な遊び場
こどもの国の最大の魅力は、その広大な敷地に点在する多様な遊び場です。自然豊かな環境の中で、子どもたちは思い思いの遊びを楽しむことができます。
遊具エリア
中央広場周辺
中央広場には大型の遊具が集まっており、滑り台やアスレチック遊具など、体を動かして遊べる設備が充実しています。幅広い年齢層の子どもが楽しめるよう、難易度の異なる遊具が配置されています。
キュービックランド
カラフルな立方体を組み合わせた大型遊具で、登ったり潜ったりと、子どもたちの冒険心をくすぐる人気スポットです。
ローラー滑り台
丘の斜面を利用した長いローラー滑り台は、スリル満点で何度も滑りたくなる人気アトラクションです。
こども動物園
こどもの国内にある「こども動物園」では、様々な動物とのふれあい体験ができます。
飼育されている動物
- ヒツジ(放牧エリアで自由に過ごす姿を観察できます)
- 乳牛(のんびりと草を食む姿が見られます)
- モルモット(ふれあいコーナーで抱っこ体験が可能)
- ウサギ(優しく触れ合えます)
- ポニー(乗馬体験ができます)
人気イベント:牛の乳搾り体験
土曜日・日曜日・祝日限定で開催される牛の乳搾り体験は、子どもたちに大人気のイベントです。普段飲んでいる牛乳がどのように作られるのかを学べる貴重な機会となっています。事前予約制や先着順の場合がありますので、参加希望の方は早めの来園をおすすめします。
牧場エリア
広々とした牧場エリアでは、ヒツジや牛が放牧されており、のどかな牧歌的風景を楽しむことができます。動物たちがゆったりと過ごす姿を見ているだけで、心が癒されます。
プールエリア(夏季限定)
夏季には屋外プールがオープンし、多くの家族連れで賑わいます。
- 流れるプール
- 幼児用プール
- ウォータースライダー
など、様々なタイプのプールがあり、暑い夏の日に最適な遊び場となっています。プールの営業期間は例年7月中旬から8月下旬までで、別途入場料が必要です。
湖・ボート乗り場
園内には美しい湖があり、ボート遊びを楽しむことができます。自然に囲まれた静かな湖面を、家族でゆったりとボートで巡るのは格別な体験です。
- サイクルボート
- ローボート
など、いくつかのタイプから選べます。
サイクリングコース
園内には全長約1.6kmのサイクリングコースが整備されており、自転車のレンタルも可能です。広大な敷地を自転車で巡ることで、徒歩では回りきれないエリアも効率よく楽しむことができます。
- 補助輪付き自転車
- 二人乗り自転車
- ファミリーサイクル(4人乗り)
など、家族構成に合わせた様々なタイプの自転車が用意されています。
ミニSL・あかポッポ号
子どもたちに大人気のミニSL「あかポッポ号」は、園内を走る本格的なミニ列車です。小さな子どもでも安心して乗車でき、車窓から見える景色を楽しみながら移動できます。
バーベキュー場
園内にはバーベキュー場も完備されており、手ぶらで楽しめるプランもあります。自然の中で家族や友人と楽しむバーベキューは、こどもの国での思い出をより特別なものにしてくれます。事前予約が必要ですので、利用を検討される方は早めの予約をおすすめします。
季節ごとのイベントと見どころ
こどもの国では、四季折々の自然を楽しめるだけでなく、季節ごとに様々なイベントが開催されています。
春のイベント
桜の季節
園内には約1,000本の桜が植えられており、春には見事な桜景色が広がります。お花見をしながらピクニックを楽しむ家族連れで賑わいます。
こいのぼりの展示
こどもの日前後には、園内に多数のこいのぼりが飾られ、青空を泳ぐ姿は圧巻です。
夏のイベント
プールオープン
7月中旬から8月下旬まで屋外プールが営業し、夏の一大イベントとなります。
夏祭り・花火大会
夏季には特別イベントとして夏祭りや花火大会が開催されることもあります。
秋のイベント
紅葉シーズン
広大な敷地内の木々が色づき、美しい紅葉を楽しむことができます。
収穫体験
季節によっては野菜や果物の収穫体験イベントも開催されます。
冬のイベント
雪遊び広場
降雪時や人工雪を使った雪遊び広場が登場し、都心近郊で雪遊びを楽しめます。
クリスマスイベント
12月にはクリスマスをテーマにした特別イベントが開催されることもあります。
パパ向けおすすめポイント
こどもの国は、お父さんが子どもと一緒に楽しめるポイントが満載です。
体を動かせるアクティビティ
広大な敷地を歩き回ったり、サイクリングをしたり、子どもと一緒にアスレチック遊具に挑戦したりと、パパも一緒に体を動かして楽しめます。運動不足解消にも最適です。
写真撮影スポット
自然豊かな環境は、家族写真の撮影に最適なロケーションです。四季折々の風景や動物とのふれあいシーンなど、思い出に残る写真をたくさん撮ることができます。
バーベキューで腕を振るう
バーベキュー場では、パパが腕を振るって家族に美味しい料理を提供できます。アウトドア料理を通じて、子どもたちとのコミュニケーションも深まります。
広い空間でリラックス
混雑する時間帯でも広大な敷地のため、比較的ゆったりと過ごせます。レジャーシートを広げてのんびりと休憩しながら、子どもたちを見守ることができます。
持ち物と服装のアドバイス
必須の持ち物
- レジャーシート(芝生エリアでの休憩に便利)
- 飲み物(園内にも自動販売機や売店はありますが、持参すると経済的)
- 帽子・日焼け止め(特に夏季は必須)
- タオル(汗拭き用、プール利用時など)
- 着替え(特に小さな子どもは必須)
- 虫除けスプレー(夏季)
- 雨具(天候が不安定な時期)
おすすめの服装
- 動きやすい服装(スカートよりもパンツスタイル)
- 歩きやすい靴(スニーカーがベスト)
- 羽織るもの(季節の変わり目や日陰では肌寒いことも)
園内の飲食施設とお土産
レストラン・売店
園内には複数のレストランや売店があり、軽食から本格的な食事まで楽しめます。
- 中央広場レストラン:カレーライス、ラーメン、うどんなど定番メニュー
- 牧場売店:ソフトクリームやジェラートが人気
- 各所の売店:軽食やドリンク、アイスクリームなど
お弁当持ち込みOK
こどもの国では、お弁当の持ち込みが可能です。芝生広場や休憩所など、多くの場所でピクニック気分で食事を楽しめます。
お土産
正面入口近くの売店では、こどもの国オリジナルグッズや神奈川県のお土産品などを購入できます。
混雑状況と訪問のベストタイミング
混雑する時期・時間帯
最も混雑する時期
- ゴールデンウィーク
- 夏休み期間(特に7月下旬~8月中旬)
- 3連休の中日
- 春の桜シーズン(3月下旬~4月上旬)
混雑する時間の目安
- 10:00~14:00が最も混雑
- 駐車場は9:30の開園直後から埋まり始める
おすすめの訪問タイミング
平日
平日は比較的空いており、ゆったりと園内を楽しめます。特に火曜日や木曜日がおすすめです。
早朝到着
週末や祝日に訪れる場合は、開園時間の9:30に合わせて到着すると、駐車場もスムーズに停められ、人気の遊具やアトラクションも待ち時間が少なく楽しめます。
秋の平日
気候が良く、夏休みや春休みの混雑もない秋の平日は、最もおすすめの訪問時期です。
周辺の観光スポットとホテル
周辺の観光スポット
こどもの国の周辺には、他にも魅力的な観光スポットがあります。
横浜・みなとみらいエリア
車で約30分の距離にある横浜の人気観光エリア。赤レンガ倉庫、中華街、ランドマークタワーなど、見どころ満載です。
町田リス園
車で約15分の距離にあり、約200匹のタイワンリスと触れ合える動物園です。
恩田川の桜並木
春には見事な桜のトンネルが楽しめる人気のお花見スポットです。
横浜・みなとみらいのホテル
こどもの国から車で30~40分の横浜・みなとみらいエリアには、多くのホテルがあります。観光と組み合わせて宿泊するのもおすすめです。
- 横浜ロイヤルパークホテル
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- ニューオータニイン横浜プレミアム
など、ファミリー向けのホテルも充実しています。
神奈川(箱根以外)のホテル
こどもの国周辺や神奈川県内には、家族連れに適したホテルや温泉施設も多数あります。
注意事項と安全対策
園内での注意事項
- ペットの入園は原則禁止(盲導犬・介助犬を除く)
- 自転車・キックボード等の持ち込み禁止(園内レンタルのみ利用可)
- ドローンの使用禁止
- 火気の使用は指定場所のみ
- ゴミは各自持ち帰りまたは指定のゴミ箱へ
子ども連れの安全対策
- 広大な敷地のため、小さな子どもから目を離さない
- 迷子防止のため、待ち合わせ場所を事前に決めておく
- 熱中症対策として、こまめな水分補給を心がける
- 動物とのふれあいの際は、スタッフの指示に従う
こどもの国をより楽しむためのコツ
事前準備
公式サイトのチェック
訪問前に公式サイトで最新情報をチェックしましょう。イベント情報や混雑予想カレンダーが掲載されています。
天気予報の確認
園内は屋外施設が中心のため、天気によって楽しみ方が大きく変わります。雨天時は一部施設が利用できない場合もあります。
当日の回り方
優先順位を決める
広大な敷地のため、1日ですべてを回るのは困難です。事前に「絶対に行きたい場所」を決めておくと効率的です。
地図を活用
入園時に園内マップをもらい、現在地を確認しながら移動しましょう。スマートフォンで園内マップの写真を撮っておくと便利です。
休憩を挟む
広い園内を歩き回ると疲れやすいため、適度に休憩を取りましょう。木陰やベンチ、レストランなどで休憩しながら楽しむのがおすすめです。
まとめ:家族で1日楽しめる関東屈指のスポット
こどもの国(神奈川県)は、広大な敷地に自然と遊びが詰まった、家族連れに最適な観光スポットです。都心から約30キロという好立地ながら、豊かな自然環境の中で動物とのふれあい、多彩な遊具、プール、サイクリングなど、様々な体験ができます。
営業時間は通常9:30~16:30(夏季は17:00まで)、定休日は水曜日(祝日の場合は開園)で、入園料も手頃な価格設定となっています。電車でもアクセスしやすく、こどもの国線「こどもの国駅」から徒歩約3分という便利さも魅力です。
週末や祝日は混雑しますが、広大な敷地のため比較的ゆったりと過ごせます。混雑を避けたい場合は、平日の訪問や開園直後の早めの到着がおすすめです。四季折々のイベントも充実しており、何度訪れても新しい発見があります。
神奈川県内や関東エリアで子どもと一緒に1日たっぷり遊べる場所をお探しなら、こどもの国は最適な選択肢の一つです。自然の中で思いっきり体を動かし、動物とふれあい、家族の絆を深める素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。
Q&A:よくある質問
Q1: こどもの国は雨の日でも楽しめますか?
A1: こどもの国は主に屋外施設のため、雨天時は一部の遊具やアトラクションが利用できなくなります。ただし、雨天時でも楽しめる屋内施設(児童センターなど)もあります。天気予報を確認の上、晴れの日の訪問をおすすめします。
Q2: ベビーカーでの入園は可能ですか?
A2: はい、ベビーカーでの入園は可能です。ただし、園内は起伏があるエリアもあるため、一部移動が困難な場所もあります。ベビーカーの貸し出しサービスもありますので、必要に応じてご利用ください。
Q3: 授乳室やおむつ交換台はありますか?
A3: はい、園内の複数箇所に授乳室とおむつ交換台が設置されています。正面入口近くの案内所で場所を確認できます。
Q4: 再入園は可能ですか?
A4: 当日に限り、手にスタンプを押してもらうことで再入園が可能です。退園時にスタッフにお声がけください。
Q5: 団体で訪問する場合の予約は必要ですか?
A5: 20名以上の団体で訪問する場合は、事前に連絡することをおすすめします。団体割引も適用されますので、詳細は公式サイトまたは電話でお問い合わせください。
Q6: ペットと一緒に入園できますか?
A6: 原則としてペットの入園はできません(盲導犬・介助犬を除く)。園内にはこども動物園があるため、衛生面や安全面への配慮からこのような規定となっています。
Q7: 年間パスポートはありますか?
A7: はい、年間パスポートがあります。年に4回以上訪問される方にはお得です。詳細は入園ゲートまたは公式サイトでご確認ください。