都立舎人公園 東京都 完全ガイド|65ヘクタールの自然とスポーツを満喫
東京都足立区に位置する都立舎人公園は、約65ヘクタールもの広大な敷地を誇る総合公園です。東京にありながら、広がる空と豊かな自然が楽しめるこの公園は、家族連れからスポーツ愛好家まで、幅広い層に愛される都民の憩いの場となっています。
本記事では、舎人公園の魅力を余すことなくお伝えし、訪れる前に知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。
都立舎人公園とは
舎人公園は、東京都が管理する総合公園として1981年に開園しました。公園中央で十字に交わる尾久橋通りと舎人公園通りによって4つの区画(A・B・C・D地区)に分けられており、それぞれの区画で異なる特色を持っています。
公園の基本情報
所在地: 東京都足立区舎人公園1-1
面積: 約65ヘクタール
開園時間: 常時開園(サービスセンターおよび各施設は営業時間あり)
入園料: 無料(一部施設は有料)
問い合わせ: 03-3857-2308(舎人公園サービスセンター)
管理: 公益財団法人東京都公園協会
公園内には約7,000本もの樹木が植えられており、メタセコイア、サクラ、ケヤキなど多様な樹種が四季折々の表情を見せてくれます。
アクセス方法
電車でのアクセス
都立舎人公園へのアクセスは、日暮里・舎人ライナーが最も便利です。
日暮里・舎人ライナー
- 「舎人公園駅」下車 徒歩すぐ(東口・西口どちらからもアクセス可能)
- 日暮里駅から約20分
日暮里・舎人ライナーは、JR山手線・京浜東北線の日暮里駅と舎人公園駅を結ぶ新交通システムで、2008年に開業しました。公園の東西にまたがる形で駅が設置されているため、目的の施設に応じて降車する出口を選ぶと便利です。
バスでのアクセス
都営バス
- 王49系統「舎人公園」「舎人公園東」停留所下車
- 里48系統「舎人公園」停留所下車
車でのアクセス
首都高速道路
- 川口線「鹿浜橋出口」から約15分
駐車場情報
- 第一駐車場: 116台
- 第二駐車場: 100台
- 営業時間: 24時間
- 料金: 1時間まで200円、以後30分ごとに100円(1日最大料金600円)
週末や桜の季節、イベント開催時は駐車場が混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
公園の4つの区画とその特徴
舎人公園は、尾久橋通りと舎人公園通りによって4つの区画に分けられており、それぞれ異なる魅力を持っています。
A地区(北西エリア)
A地区には、本格的なスポーツ施設が集中しています。
- 陸上競技場: 日本陸上競技連盟第3種公認の本格的な競技場。400mトラック8コースと天然芝のフィールドを備え、夜間照明設備も完備
- テニスコート: 人工芝コート8面
- 多目的運動広場: サッカーやフットサルなどに利用可能
B地区(北東エリア)
B地区は、水と緑に親しむエリアです。
- 大池: 約3ヘクタールの広大な池で、カモやサギなどの水鳥が観察できる
- 親水広場: 水辺の散策が楽しめる遊歩道
- じゃぶじゃぶ池: 夏季限定で開放される子ども向けの水遊び場(7月中旬~8月下旬)
- キャンプ場: デイキャンプやバーベキューが楽しめる施設(要予約・有料)
C地区(南東エリア)
C地区は、自然観察と子どもの遊び場が充実したエリアです。
- バードサンクチュアリ: 野鳥保護区域として立ち入り禁止エリアを設け、自然な状態での野鳥観察が可能
- 冒険の丘: アスレチック遊具が設置された子ども向けエリア
- ソリゲレンデ: 人工芝の斜面を専用ソリで滑る人気スポット(3~12歳対象)
- 芝生広場: ピクニックやボール遊びに最適な開放的な空間
D地区(南西エリア)
D地区には、様々なスポーツ施設と憩いの空間があります。
- 野球場: 両翼90m、センター110mの本格的な野球場
- ドッグラン: 小型犬・中大型犬用に分かれた広々としたエリア(登録制・無料)
- お花見広場: 約200本のサクラが植えられた春の人気スポット
四季折々の見どころ
都立舎人公園は、四季を通じて異なる表情を見せてくれる魅力的な公園です。
春(3月~5月)
桜の名所
舎人公園は、足立区を代表する桜の名所として知られています。園内には約1,000本のサクラが植えられており、特にお花見広場では約200本のソメイヨシノが見事な花のトンネルを作り出します。
- 見頃: 3月下旬~4月上旬
- おすすめスポット: お花見広場、大池周辺、園路沿い
桜の時期には多くの花見客で賑わい、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむ家族連れやグループで溢れます。
その他の春の花
- ツツジ: 4月下旬~5月上旬
- ハナミズキ: 4月中旬~5月上旬
- ネモフィラ: 4月中旬~5月上旬(花壇エリア)
夏(6月~8月)
水遊びシーズン
じゃぶじゃぶ池が開放され、子どもたちの歓声が響く季節です。
- じゃぶじゃぶ池: 7月中旬~8月下旬、午前10時~午後4時
- 水深は浅く、未就学児でも安心して遊べます
- 着替えスペースあり
緑陰の散策
大池周辺の遊歩道は、樹木の緑陰が涼しく、夏の散策に最適です。早朝にはカワセミなどの野鳥観察も楽しめます。
夏の花
- アジサイ: 6月上旬~7月上旬
- ヒマワリ: 7月下旬~8月中旬
- サルスベリ: 7月~9月
秋(9月~11月)
紅葉の美しさ
舎人公園の秋は、メタセコイアの紅葉が特に見事です。
- 見頃: 11月中旬~12月上旬
- おすすめスポット: メタセコイアの森、大池周辺、園路沿い
メタセコイアは、レンガ色に染まる美しい紅葉が特徴で、園内の約200本が一斉に色づく様子は圧巻です。
秋の花
- コスモス: 9月下旬~10月下旬
- 紅葉: 11月中旬~12月上旬
冬(12月~2月)
バードウォッチング
冬は、渡り鳥が飛来する絶好のバードウォッチングシーズンです。
- 大池では、カモ類、オオバンなどの水鳥が観察できます
- バードサンクチュアリでは、より自然な状態での野鳥観察が可能
- 早朝が観察に最適な時間帯
冬の花
- ツバキ: 12月~3月
- ロウバイ: 1月~2月
- ウメ: 2月~3月上旬
子どもが喜ぶ遊び場スポット
都立舎人公園は、子ども連れのファミリーに大人気の公園です。年齢に応じた多様な遊び場が用意されています。
ソリゲレンデ
人工芝の斜面を専用ソリで滑る、子どもたちに大人気のスポット
- 対象年齢: 3歳~12歳
- 利用時間: 午前9時30分~午後4時30分(季節により変動あり)
- 利用料: 無料
- ソリの貸出: 無料(持ち込み不可)
- 注意事項: 未就学児は保護者同伴が必要
全長約20mの斜面を滑り降りる爽快感は、子どもたちに大人気。週末は順番待ちの列ができることもあります。
冒険の丘
アスレチック遊具が充実した遊び場
- ロープクライミング
- ネット遊具
- 複合遊具
- ターザンロープ
様々な難易度の遊具があり、幼児から小学生まで楽しめます。
じゃぶじゃぶ池
夏季限定の水遊び場
- 開放期間: 7月中旬~8月下旬
- 利用時間: 午前10時~午後4時
- 水深: 10~30cm程度
- 設備: 更衣室、足洗い場あり
水質管理がしっかりされており、小さな子どもでも安心して遊べます。
幼児遊具エリア
未就学児向けの遊具が集まったエリアで、滑り台、ブランコ、砂場などが設置されています。柔らかい地面で安全性にも配慮されています。
バーベキュー・キャンプ場
舎人公園のバーベキュー広場とキャンプ場は、都内で気軽にアウトドア体験ができる人気施設です。
バーベキュー広場
利用方法
- 予約: 電話またはオンラインで事前予約必須
- 利用時間: 午前の部(10:00~13:00)、午後の部(14:00~17:00)
- 利用料金: 1区画(6名まで)3,000円程度
- 設備: かまど、テーブル、ベンチ
- 持ち込み: 食材、調理器具、炭などは各自持参
注意事項
- 直火は禁止
- ゴミは各自持ち帰り
- 騒音に配慮すること
- 火気の取り扱いには十分注意
デイキャンプ場
テント設営が可能なエリアで、よりアウトドア感を楽しめます。
- 予約: 事前予約制
- 利用時間: 午前10時~午後5時
- 宿泊: 不可(デイキャンプのみ)
スポーツ施設の利用案内
都立舎人公園には、本格的なスポーツ施設が充実しており、個人利用から団体利用まで幅広く対応しています。
陸上競技場
施設概要
- 日本陸上競技連盟第3種公認
- 400mトラック(8コース)
- 天然芝フィールド
- 夜間照明設備あり
利用方法
- 個人利用: 当日受付、利用料金200円程度(2時間)
- 団体貸切: 事前予約制、利用料金は時間帯により変動
- 利用時間: 午前9時~午後9時(季節により変動あり)
テニスコート
施設概要
- 人工芝コート8面
- 夜間照明設備あり
利用方法
- 予約: 電話またはオンラインで事前予約
- 利用料金: 1面1時間あたり1,200円程度
- 利用時間: 午前9時~午後9時
野球場
施設概要
- 両翼90m、センター110m
- 内野土、外野芝
利用方法
- 予約: 事前予約制
- 利用料金: 1時間あたり3,000円程度
- 利用時間: 午前9時~午後5時
ドッグラン
施設概要
- 小型犬エリアと中大型犬エリアに分離
- 合計約3,000平方メートル
利用方法
- 登録: 初回利用時に登録が必要(狂犬病予防接種証明書等が必要)
- 利用料: 無料
- 利用時間: 午前9時~午後5時(季節により変動)
利用ルール
- リードは入場前に外す
- 排泄物は飼い主が責任を持って処理
- 発情中の犬は利用不可
年間イベント・おすすめイベント
都立舎人公園では、四季を通じて様々なイベントが開催されています。
春のイベント
さくらまつり(3月下旬~4月上旬)
- 桜の開花時期に合わせて開催
- ステージイベント、模擬店など
- 夜桜ライトアップ(期間限定)
夏のイベント
サマーフェスティバル(7月~8月)
- 水遊びイベント
- 自然観察会
- 昆虫観察会
秋のイベント
スポーツフェスティバル(10月)
- 各種スポーツ体験
- ファミリー向け運動会
- ウォーキングイベント
紅葉まつり(11月)
- メタセコイアの紅葉鑑賞
- 自然観察ツアー
- フォトコンテスト
冬のイベント
バードウォッチングツアー(12月~2月)
- 専門ガイド付きの野鳥観察会
- 双眼鏡の貸し出しあり
通年イベント
自然観察会
- 毎月第2日曜日開催(変更の場合あり)
- 園内の動植物を専門家と一緒に観察
- 参加費無料、事前申込不要
ノルディックウォーキング教室
- 月1回程度開催
- 初心者向けの講習会
- ポールの貸し出しあり
おすすめスポット・写真映えポイント
舎人公園には、写真撮影に最適な美しいスポットが数多くあります。
メタセコイアの森
約200本のメタセコイアが並ぶ並木道は、特に秋の紅葉シーズンが圧巻です。レンガ色に染まった葉と青空のコントラストは絶好の撮影ポイント。
大池周辺
広大な池と空が織りなす開放的な景色は、朝焼けや夕焼けの時間帯が特に美しい。水鳥の姿も絵になります。
お花見広場の桜トンネル
春には約200本のソメイヨシノが作り出す桜のトンネルが圧巻。満開時には淡いピンクのアーチが続きます。
ソリゲレンデ周辺
子どもたちが元気に遊ぶ姿と緑の芝生のコントラストは、家族写真に最適なスポットです。
周辺施設・グルメ情報
公園内の休憩施設
サービスセンター
- 休憩スペース
- 自動販売機
- トイレ
- 授乳室
売店
- 軽食、飲み物の販売
- アイスクリーム、スナック菓子など
周辺の飲食店
舎人公園駅周辺には、ファミリーレストラン、カフェ、コンビニエンスストアなどがあります。公園内にはレストランがないため、お弁当を持参するか、駅周辺で食事を済ませることをおすすめします。
周辺の観光スポット
西新井大師(約4km)
- 関東三大師の一つ
- 厄除けで有名な寺院
ギャラクシティ(約5km)
- 子ども向けの体験型施設
- プラネタリウム、クライミング施設など
利用時の注意事項・マナー
基本的なマナー
- ゴミは各自持ち帰りましょう
- 喫煙は指定場所でのみ
- ペットの散歩はリードを着用(ドッグラン除く)
- 排泄物は飼い主が責任を持って処理
- 植物の採取、持ち帰りは禁止
- 野鳥への餌やりは禁止
安全のための注意
- 夏季は熱中症対策を万全に(帽子、水分補給)
- 遊具利用時は保護者の見守りを
- 大池周辺では水難事故に注意
- 自転車は指定エリアのみ走行可能
禁止事項
- 花火、バーベキュー(指定場所以外)
- ドローンの飛行
- ゴルフの練習
- スケートボード、ローラースケート(指定場所以外)
- 商業目的の撮影(許可が必要)
まとめ|都立舎人公園で東京の自然を満喫しよう
都立舎人公園は、東京都内にありながら約65ヘクタールもの広大な敷地で、豊かな自然とスポーツ、レクリエーションを楽しめる貴重な公園です。
舎人公園の魅力ポイント
- 四季折々の自然: 約7,000本の樹木が織りなす四季の景色
- 充実したスポーツ施設: 陸上競技場、テニスコート、野球場など本格的な施設
- 子どもの遊び場: ソリゲレンデ、じゃぶじゃぶ池、冒険の丘など
- バーベキュー・キャンプ: 都内で気軽にアウトドア体験
- バードウォッチング: 大池やバードサンクチュアリでの野鳥観察
- アクセス良好: 日暮里・舎人ライナーで日暮里から約20分
日暮里・舎人ライナーの開業により、都心からのアクセスも格段に向上した舎人公園。週末の家族でのお出かけ、スポーツ活動、自然観察、写真撮影など、様々な目的で一日中楽しめる公園です。
四季を通じて異なる表情を見せる舎人公園を、ぜひ何度も訪れて、その魅力を体感してください。広大な空と緑に包まれた時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる貴重なひとときとなるでしょう。