駒沢オリンピック公園 東京都 完全ガイド|アクセス・施設・楽しみ方まで徹底解説
駒沢オリンピック公園は、東京都世田谷区と目黒区にまたがる約41万㎡の広大な運動公園です。1964年東京オリンピックの第二会場として整備され、大会後は都民のスポーツとレクリエーションの拠点として親しまれています。本記事では、駒沢オリンピック公園の歴史、施設、アクセス方法、楽しみ方まで、訪問前に知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。
駒沢オリンピック公園の歴史と概要
1964年東京オリンピックの遺産
駒沢オリンピック公園は、昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピックの第二会場として整備されました。大会ではレスリング、バレーボール、サッカーなどの競技が行われ、世界中のアスリートが熱戦を繰り広げた歴史的な場所です。
オリンピック終了後の同年12月、緑と体育施設が調和した運動公園として一般開放され、以来60年近くにわたり東京都民のスポーツとレジャーの場として愛され続けています。
公園の基本情報
所在地
- 世田谷区駒沢公園1-1
- 目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目
面積
約413,573㎡(約41万㎡)
開園時間
常時開園(24時間入園可能)
※駒沢オリンピック公園管理所(サービスセンター)および各施設は年末年始休業
入園料
無料(一部有料施設あり)
管理
東京都公園協会・東京都スポーツ文化事業団による共同管理
アクセス方法
駒沢オリンピック公園へのアクセスは、電車とバスの利用が便利です。駐車場も完備されていますが、週末やイベント時は混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
電車でのアクセス
東急田園都市線 駒沢大学駅から
駒沢大学駅が最寄り駅で、徒歩約15分です。
- 「公園口」出口を出る
- 自由通りを南へ直進
- 「駒沢公園東口」から入場
- 陸上競技場・サービスセンターまで:徒歩約15分
- 補助競技場・第二球技場・体育館・中央広場まで:徒歩約20分
駒沢大学駅からのアクセスが最も一般的で、自由通り沿いには飲食店やコンビニエンスストアもあるため、公園訪問前の買い物にも便利です。
バスでのアクセス
渋谷駅から
東急バス(渋11系統 田園調布行き)を利用
- 「東京医療センター前」下車、徒歩約10分
恵比寿駅から
東急バス(恵32系統 用賀駅行き)を利用
- 「駒沢公園」下車、徒歩約5分
恵比寿駅からのバスは公園に最も近いバス停に停車するため、大きな荷物がある場合や小さな子供連れの場合に特に便利です。
車でのアクセスと駐車場情報
駐車場
- 第一駐車場:181台
- 第二駐車場:62台
- 合計:243台
駐車料金
- 最初の1時間:300円
- 以降30分ごと:100円
利用時間
24時間営業
週末や祝日、イベント開催時は駐車場が満車になることが多いため、早めの到着をおすすめします。また、周辺道路も混雑する場合があるため、時間に余裕を持った計画が重要です。
充実したスポーツ施設
駒沢オリンピック公園には、12の体育施設が整備されており、様々なスポーツを楽しむことができます。各施設の利用には予約や料金が必要な場合があります。
陸上競技場
概要
第一種公認陸上競技場として、本格的な陸上競技が可能な施設です。
収容人数
約20,010人
トラック
400mトラック(全天候型)×9レーン
フィールド
天然芝
利用
個人利用のほか、大会やイベントにも使用されます。利用には事前予約が必要です。
体育館
メインアリーナ
- バスケットボール:3面
- バレーボール:3面
- バドミントン:12面
- 観客席:約3,990席
サブアリーナ
- バスケットボール:1面
- バレーボール:2面
- バドミントン:6面
体育館は冷暖房完備で、年間を通じて快適にスポーツを楽しめます。個人利用や団体利用が可能で、各種教室やイベントも開催されています。
テニスコート
コート数
全24面(砂入り人工芝)
利用時間
- 4月~10月:7:00~19:00
- 11月~3月:8:00~17:00
利用方法
事前予約制(インターネットまたは電話予約)
テニスコートは都内でも有数の規模を誇り、初心者から上級者まで幅広く利用されています。週末は混雑するため、早めの予約がおすすめです。
野球場
軟式野球場
2面(両翼90m、中堅110m)
利用
団体利用のみ(要予約)
少年野球から一般チームまで、幅広い年齢層が利用しています。グラウンドコンディションも良好で、快適にプレーできます。
球技場
第一球技場
- 日本ホッケー協会ナショナル公認
- サッカー、ラグビー、ホッケーなどに対応
- 人工芝グラウンド
第二球技場
- 天然芝グラウンド
- サッカー、ラグビーなどに対応
ホッケーの公式試合も開催される第一球技場は、高品質な人工芝が特徴です。第二球技場の天然芝も定期的にメンテナンスされ、良好な状態が保たれています。
屋内球技場
施設概要
- フットサル:2面
- バスケットボール:1面
- バレーボール:2面
- バドミントン:6面
天候に左右されずスポーツを楽しめる屋内施設として、年間を通じて多くの利用者で賑わっています。
プール(夏季限定)
営業期間
7月上旬~9月上旬(天候により変動)
施設
- 50mプール
- 25mプール
- 幼児用プール
夏季限定で開放される屋外プールは、家族連れに大人気です。リーズナブルな料金で利用でき、夏の暑さを吹き飛ばす爽快感が味わえます。
トレーニングルーム
設備
- 各種トレーニングマシン
- フリーウェイトエリア
- ランニングマシン
- エアロバイク
利用料金
1回400円(2時間30分)
初心者向けの利用講習会も定期的に開催されており、トレーニング初心者でも安心して利用できます。
公園施設とレクリエーション
駒沢オリンピック公園は、スポーツ施設だけでなく、散策やピクニック、子供の遊び場としても充実しています。
ジョギング・サイクリングコース
周回コース
約2.1km(1周)
公園外周には舗装されたジョギング・サイクリングコースが整備されており、朝から夕方まで多くのランナーやサイクリストで賑わいます。距離表示も明確で、トレーニング管理にも便利です。
コース沿いには適度な木陰もあり、夏でも比較的快適に走れます。初心者から本格的なランナーまで、幅広い層が利用しています。
中央広場とオリンピック記念塔
オリンピック記念塔
高さ約50m
公園の中心に位置する中央広場には、1964年東京オリンピックを記念した塔がそびえ立ち、公園のシンボルとなっています。広場周辺は開放的な空間で、イベント開催時には多くの人が集まります。
チリリン広場(サイクリング練習場)
子供向けの自転車練習場で、補助輪付き自転車から一輪車まで、様々な自転車の練習ができます。安全な環境で子供が自転車に親しめる場所として、家族連れに人気です。
ドッグラン
面積
約3,000㎡
エリア
- 小型犬エリア
- 中・大型犬エリア
利用方法
登録制(初回登録料および年会費が必要)
駒沢オリンピック公園ドッグランサポートクラブの協力により運営されており、愛犬家のコミュニティの場としても機能しています。マナーを守って利用すれば、愛犬も飼い主も楽しめる空間です。
児童公園・遊具エリア
複数の児童公園エリアがあり、すべり台、ブランコ、砂場などの遊具が設置されています。幼児から小学生まで、年齢に応じた遊び場が用意されています。
うま公園(馬の遊具)
ユニークな馬の形をした大型遊具があるエリアで、子供たちに人気のスポットです。写真撮影スポットとしてもおすすめです。
公園内の飲食・サービス施設
Mr.FARMER 駒沢オリンピック公園店
公園内にあるカフェレストランで、野菜をたっぷり使ったヘルシーなメニューが人気です。テラス席もあり、緑を眺めながらゆったりと食事が楽しめます。
営業時間
8:00~20:00(季節により変動あり)
人気メニュー
- コブサラダ
- パワーサラダボウル
- オーガニックコーヒー
売店・自動販売機
公園内の複数箇所に売店や自動販売機が設置されており、飲料や軽食を購入できます。スポーツ後の水分補給やエネルギー補給に便利です。
サービスセンター
場所
陸上競技場内
サービス
- 施設予約受付
- 各種問い合わせ対応
- 遺失物受付
- 救護室
営業時間
8:30~17:00(年末年始を除く)
電話番号
03-3421-6199(施設利用について)
03-3421-6299(事業について)
イベント・教室情報
駒沢オリンピック公園では、年間を通じて様々なイベントや教室が開催されています。
定期開催イベント
フリーマーケット
月に数回、中央広場周辺でフリーマーケットが開催されます。掘り出し物を探す楽しみや、出店者との交流も魅力です。
ランニング教室
初心者向けから上級者向けまで、レベル別のランニング教室が定期的に開催されています。正しいフォームやトレーニング方法を学べます。
テニス教室
子供から大人まで、年齢やレベルに応じたテニス教室が開催されています。経験豊富なコーチによる指導で、確実に上達できます。
季節のイベント
春
- 桜まつり(3月下旬~4月上旬)
- 各種スポーツ大会
夏
- プール開き
- 夏休み子供向けスポーツ教室
秋
- 駒沢オリンピック公園フェスティバル
- 紅葉散策イベント
冬
- 初日の出ランニング
- 冬季スポーツ教室
イベント情報は公式ウェブサイトや掲示板で随時更新されるため、訪問前にチェックすることをおすすめします。
四季折々の自然を楽しむ
駒沢オリンピック公園は、スポーツ施設だけでなく、豊かな自然も魅力の一つです。
春の見どころ
桜
公園内には約190本の桜が植えられており、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。ジョギングコース沿いの桜並木は特に美しく、花見ランニングを楽しむ人も多数います。
花壇
チューリップやパンジーなど、春の花々が色鮮やかに咲き誇ります。
夏の見どころ
新緑
ケヤキやイチョウなどの木々が鮮やかな緑に覆われ、木陰が涼しい空間を作り出します。
サルスベリ
夏から初秋にかけて、ピンクや白のサルスベリの花が公園を彩ります。
秋の見どころ
紅葉
11月中旬から12月上旬にかけて、イチョウやモミジが美しく色づきます。黄金色に輝くイチョウ並木は特に見事です。
金木犀
9月下旬から10月上旬、甘い香りが公園内に漂います。
冬の見どころ
冬景色
落葉後の樹木が作る冬の景観も趣があります。空気が澄んだ冬の朝は、ジョギングに最適です。
梅
2月下旬から3月上旬にかけて、梅の花が春の訪れを告げます。
周辺施設・観光スポット
駒沢オリンピック公園の周辺には、訪問と合わせて楽しめる施設やスポットがあります。
東京医療センター
公園の南側に隣接する国立病院機構の総合病院です。公園利用中の万が一の際も安心です。
駒沢大学
駅名の由来となった大学で、緑豊かなキャンパスが特徴です。学生街ならではの飲食店も多数あります。
自由が丘
東急東横線で2駅の距離にあるおしゃれな街。公園訪問の前後にショッピングやカフェ巡りを楽しめます。
三軒茶屋
駒沢大学駅から1駅の賑やかな街。多様な飲食店があり、スポーツ後の食事に最適です。
利用上の注意事項とマナー
禁止事項
- 花火、バーベキューなどの火気使用
- ゴルフの練習
- スケートボード、ローラースケート(指定エリア以外)
- ドローンの飛行
- ペットの放し飼い(ドッグラン以外)
- 植物の採取
- テントやタープの設置(一部エリアを除く)
マナー
- ゴミは各自持ち帰る
- 施設利用時は譲り合いの精神で
- ジョギング・サイクリングコースでは歩行者優先
- 大声や音楽で周囲に迷惑をかけない
- 喫煙は指定場所のみ
- 駐輪は指定場所に
安全に楽しむために
- 熱中症対策として、夏場は水分補給をこまめに
- スポーツ前には必ず準備運動を
- 体調不良時は無理をしない
- 子供から目を離さない
- 貴重品の管理に注意
駒沢オリンピック公園の魅力まとめ
駒沢オリンピック公園は、東京都心にありながら広大な敷地と充実した施設を誇る都立公園です。1964年東京オリンピックの歴史を受け継ぎながら、現代の都民のスポーツとレクリエーションの場として進化し続けています。
公園の主な魅力
- 充実したスポーツ施設:陸上競技場、体育館、テニスコート、野球場など12の施設
- アクセスの良さ:駒沢大学駅から徒歩15分、複数のバス路線も利用可能
- 豊かな自然:四季折々の花や樹木が楽しめる
- 多様な楽しみ方:スポーツ、散策、ピクニック、ドッグランなど
- 家族で楽しめる:子供の遊び場から本格的なスポーツ施設まで
- イベントの充実:年間を通じて様々なイベントや教室を開催
- 無料で利用可能:入園無料で、気軽に訪れられる
週末のリフレッシュ、日々のトレーニング、家族でのレジャーなど、様々な目的で訪れる価値がある駒沢オリンピック公園。東京都世田谷区・目黒区にお住まいの方はもちろん、都内各地から多くの人が訪れる人気スポットです。
駒沢大学駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力で、思い立ったらすぐに訪れることができます。初めて訪れる場合は、まず中央広場のオリンピック記念塔を目指し、そこから各施設を探索するのがおすすめです。
施設利用を希望する場合は、事前に公式ウェブサイトで予約方法や料金を確認しましょう。サービスセンターでは丁寧に案内してもらえるため、不明点があれば気軽に問い合わせることができます。
東京都が誇る歴史あるスポーツ公園、駒沢オリンピック公園で、健康的で充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。